本ブログでは、5月および6月の「文化系トークラジオ Life」の書き起こしをした。毎回外伝を含めて5時間近い、長尺の番組なので結構大変だ。
そして書き起こしの過程で、自分なりのワークフローが固まってきた気がする。それをメモしておこう。
(1)Amazon Transcribe で自動書き起こしをする。
番組の音声ファイルを作成し、それを Amazon Transcribe で自動書き起こしをする。これを手修正していくことで書き起こしを完成させていくことになるわけだ。
(2)放送を聴きながら1のテキストを手直ししていく。
この段階で初めて放送を聴く。
ここではできるだけ、オリジナルの発言に忠実に書き起こしをすることを目指す。だから、「えーっと」のような、最終的には削除する言葉もそのまま書き起こす。
(3)再度放送を聞いて、見直しをする。
この段階で「えーっと」のような無駄な言葉を除いていく。さらに、校正をして読みやすい文章にする。
ときには分かりやすくするため、思いっきり変えることもある。読むに値する書き起こしには必ず校正が必要だ。だから私は、書き起こし作業であっても、作業者のオリジナリティーがあると思っている。だから、作業者が変わればまた別の書き起こしになるのだ。
(4)最終段階は、音声を聞かずにテキストのみで最終調整をしていく。
2と3はテキストエディタで編集していたが、ここでブログのプレビュー上で見る。そうすると、また新鮮な視点でテキストを眺めることができ、新しい気付きがあったりする。
(5)ブログを公開する。
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これが大まかな流れだ。
2は出演者が何を言っているか理解するのに苦労する。Amazon Transcribe の自動書き起こしされたテキストを整形するのも大変だ。
3、4では読み手の立場に立って、いかに読みやすくするかを考える。これも結構大変な作業だ。
Amazon Transcribe は句読点などは精度が低いものの、Google Docs の音声入力を使うのよりは圧倒的にましな書き起こしができる。音声ファイルをアップするだけで、短時間で書き起こしができあがる手軽さもいい。
今後 Amazon Transcribe を利用し続けたいと思っているが、6月の放送の場合、料金として 800 円弱が掛かった。書き起こしが結構大変で、何日も掛かる作業なわりに、お金も少し掛かる。アフィリエイト等の導入をして、今後も継続できるようにしていきたい。